台湾に来て間もない方が最初にぶつかる悩みのひとつが、「スマホの使い方」です。
特に多いのが、日本と台湾の番号をスマホ1台で使えるのかどうか、という疑問。
「スマホって2台持った方がいいの?」
「1台で日本と台湾、両方の番号を管理できる方法ってあるの?」
今回はそんな疑問に、台湾在住者の視点から、eSIMやデュアルSIMの使い方を交えて丁寧に解説していきます。
まずは自分のスマホが対応しているか確認しよう
1台のスマホで日本と台湾、2つの電話番号を同時に使うには、以下のどちらかに対応している必要があります:
① eSIM対応のスマホ
→ スマホに「電子SIM(eSIM)」を登録して使うタイプです 対応機種はこちらの公式ページで確認できます:
https://www.gmobile.biz/esim/column/compatible-devices
② デュアルSIM対応のスマホ
→ 「物理SIMカード」を2枚挿せるタイプです 対応機種はこちら(価格.com):
https://kakaku.com/keitai/smartphone/?pdf_Spec077=1
どちらか分からない場合や不安な場合は、私にLINEで聞いてもらえれば、調べてお伝えします!
デュアルSIM対応スマホとは?
「デュアルSIM対応スマホ」は、1台のスマホに2枚のSIMカードを物理的に挿して使える機種です。
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- 日本の番号 → 1枚目のSIMカード
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- 台湾の番号 → 2枚目のSIMカード
このように使い分けることで、スマホ1台で日本と台湾の通話・ネットを同時に管理できます。
台湾のキャリアショップ(中華電信・遠傳電信・台湾大哥大など)に行けば、店員さんがSIMの挿入や設定を手伝ってくれます。とても簡単で安心です!
eSIM対応スマホとは?
eSIMとは、SIMカードの情報をQRコードでスマホに読み込ませて使う「電子版のSIM」です。
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- SIMカードが不要なので、物理的に差し替える必要なし
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- 実質、1台で「2つの番号」が使えるようになります
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- 台湾の通信会社もeSIMに対応しているところが増えてきています
設定は少し複雑そうに見えますが、店頭で契約すればスタッフがその場で全部やってくれます。
おすすめの組み合わせ:
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- 日本の番号 → 物理SIM
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- 台湾の番号 → eSIM
(もちろん逆でもOKですが、こちらの方が移行時に分かりやすいです)
- 台湾の番号 → eSIM
デュアルSIMとeSIM、どちらがいい?違いと注意点まとめ
項目 | デュアルSIM | eSIM |
---|---|---|
機種変更時 | SIMカードを差し替えるだけ | eSIM情報の再設定が必要(店舗または手続き) |
初期設定の難易度 | 非常に簡単 | 少し複雑(説明書や店舗サポートあり) |
対応機種 | 比較的多い | 機種により対応・非対応あり |
自分で設定できる? | ほぼ不要 | ネット申込の場合は少し操作あり |
格安SIM(楽天・IIJmioなど)を使っている人は要注意!
日本で**格安SIM(MVNO)**を使っている方は、「APN構成プロファイル」というものをスマホに入れている場合があります。
これは、「どの回線をどう使うか」を指示する設定ファイルなのですが──
台湾のSIMを入れても、ネットに繋がらないことがあります!
解決策:
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- 台湾のSIMを使う前に、APN構成プロファイルを一時削除
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- 日本に戻ったら、再度インストールするだけ
詳しい手順はこちら(iPhone用):
https://www.qtmobile.jp/guide/iphone_apn/
この操作が不安な方は、ドコモ・ソフトバンク・auなど、大手キャリアを使うと安心です。(ただし月額料金はやや高め)
最後にひとこと(大切なこと)
スマホ1台で日本と台湾の番号を使えると、生活が本当に便利になります。
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- 日本の家族・銀行・LINEのSMS認証
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- 台湾での電話・ネット利用・身分証明
これらを1台で済ませられるのは、大きなストレス軽減です。
- 台湾での電話・ネット利用・身分証明
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